長崎県名産そのぎ茶のしおり
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長崎県名産そのぎ茶のしおり
東彼杵町は、長崎県一の緑茶の産地です。
眼下に大村湾を一望する台地には、約400ヘクタールの茶畑が広がり、毎年県内の60%を占める750トンのお茶が生産され、「そのぎ茶」として販売されています。
「そのぎ茶」のルーツは古く、中国の文化が伝わった遣隋使や遣唐使の時代までさかのぼると言われます。
また、15世紀には、釜炒りによる製茶法が西九州に伝えられると、町内各地で盛んに生産されるようになり、その後、元禄年間には、大村藩主の奨励によって、茶園の集団化で現在の基礎がつくられました。
また、「そのぎ茶」は、約300年前来日したドイツ人医師ケンペル、約220年前に来日したスウェーデンの植物学者シュンベリー、さらに180年前に来日したドイツ人医師シーボルトのいわゆる出島三学者が、江戸参府のおり、彼杵に宿泊し、見事な茶の栽培技術に驚嘆、広くヨーロッパにも紹介されたと言われます。
「そのぎ茶」は、主に蒸製玉緑茶(むしせいたまりょくちゃ)と言われますが、その製法は、伝統ある手炒り茶の流れをくみ、丸っこい独特の形からは深みのある「ふくよかな味と香り」がかもし出され、銘茶として多くの人々から高い評価を受けています。
また、栽培も有機栽培で、茶の樹に適した土づくりと、緑茶のうま味をさらに引き出すため、直射日光を調整する施設を設備し、蒸製玉緑茶に適した茶の葉を生産するなど、入念な管理が行なわれています。
お茶は、昔から日本人に一番適した飲み物として親しまれてきました。
今後とも、ぜひ「そのぎ茶」をご愛飲ください。
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